■海外文学へのいざない
映画を見るなら洋画と邦画どっち?と聞かれると、多分「洋画」と答える人のほうが多いのではないかと思います。
もちろん、邦画にも世界に誇れる作品はたくさんあるのですが、ロードショーで上映されている本数も洋画の方が多いですし、マスコミでの取り上げられ方が派手なこともあって、なんとなく洋画の方が楽しめるものが多い、レベルも高い(実際、ハリウッド映画は制作費の規模も違うので当然なのですが)というイメージが根付いているんですね。
では、文学のほうはどうかというと、こちらはちょっと事情が違っていて、海外文学というのは、日本ではなかなかスポットがあたりにくい傾向にあります。
義務教育過程から高校までの国語教育で使われたり、受験の問題として出される文学作品が比較的、日本文学に偏っていることも影響して(「国語」教育なのですから、当然といえば当然なのですが)、大人になっても海外文学にほとんど触れることなく過ごす人も多いのだそうです。映画ではあれだけ外国ものに関心が高いのに、少し不思議な感じがしますよね。
このサイトでは、これまで海外文学に関心のなかった方に、興味を持っていただけるよう紹介していきたいと思います。