一度は読んでおきたい、海外文学の名作をご紹介します。
1.モモ(ミヒャエル・エンデ)
日本でも非常に高い人気を誇る、ドイツの作家、エンデの児童文学。大人が読んでももちろん秀逸です。「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって時間が盗まれ、心に余裕が無くなってしまった人々が、人の話に耳を傾け、自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、モモの登場によって、失われた時間を取り戻して行くストーリー。生きることの本質を投げかけてくれる、考えさせられる物語なのに、説教くさくないところもすばらしいです。
2.「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)
ノーベル文学賞を受賞した、ラテンアメリカ文学の屈指の名作。ホセ・アルカディオ・ブエンディアを始祖とするブエンディア一族が蜃気楼の村を創設し、滅亡するまでの100年間を描いた物語。生と死、希望と絶望などを織り交ぜながら、ブエンディア家の孤独の運命を通して、人生のはかなさと機微を考えさせてくれる秀作。「世界傑作文学100選」に選ばれています。そういえば、同じ名前の焼酎もありました。
3.ナイン・ストーリーズ(サリンジャー)
サリンジャーと言えば、「ライ麦畑でつかまえて」のほうが有名ですが、海外文学に抵抗のある人は、これくらいさらっとしたやつから入るといいかもしれません。名前の通り、9つの物語からなる、短編傑作選。日本でいくと、筒井康隆とか星新一みたいなノリで読めると思います。